2001年5月に発表、8月にはビルボード誌のコンテンポラリー・ジャズ・チャートで1位(日本人初)にランクされたベストセラー作品。通算では13枚目のアルバム。
タイトルの「ディープ・ブルー」は地中海の青をイメージしたという。心に残る印象的なメロディがまことに美しい。海のような大きな愛で聴く者を優しく包み込むサウンドは、まさしく癒し系ミュージックの決定版といっていい。作曲は夜中に行なうという松居慶子。夜中に宇宙を感じ、宇宙からのエネルギーを得てこうした魅力的な曲が誕生するのだそうだ。自身のピアノとキーボード、プロデューサーであり尺八奏者の松居和、それにシンセ&プログラミングのデレク・ナカモトが参加しただけのシンプルな編成も本作の特徴だ。ソロ・ピアノによる最後の2曲は日本盤のみに収録のボーナス・トラック。
なお本作のナンバーをソロ・ピアノで演奏している姉妹作『水の妖精/Deep Blue~ソロ・ピアノ・ヴァージョン』も発売されているので、興味のある人はそちらもぜひどうぞ。(市川正二)

 ・ amazon : Deep Blue (2001)

 ・ Google Play Music : Keiko Matsui : Deep Blue (2001)