Fourplay / フォープレイ

Fourplay / フォープレイ
Biography

フォープレイ(Fourplay)は、ピアニストのボブ・ジェームス、ギタリストのリー・リトナー、ベーシスト兼ヴォーカルのネイザン・イースト、ドラマーのハービー・メイソンの4人により1990年に結成された、スムーズジャズ/フュージョンのグループ。現在のギタリストは、ラリー・カールトンを経てチャック・ローブにメンバーチェンジしている。

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Fourplay : フォープレイのアルバム

Fourplay 1991 Warner Bros.
Between the Sheets 1993 Warner Bros.
Elixer 1995 Warner Bros.
Best of Fourplay 1997 Warner Bros.
4 1998 Warner Bros.
Snowbound 1999 Warner Bros.
Yes, Please! 2000 Warner Bros.
Heartfelt 2003 BMG
Journey 2004 BMG
X 2006 BMG
Energy 2008 Heads Up
Let’s Touch the Sky 2010 Heads Up
Esprit De Four 2012 Heads Up
Silver 2015 Heads Up

Fourplay : フォープレイの生い立ちと活躍

1990年、ボブ・ジェームスのリーダー作「グランド・ピアノ・キャニオン」にて、4人揃ってセッションを行い意気投合しグループを結成した。翌年にセルフ・タイトルでデビュー。マーヴィン・ゲイのアフター・ザ・ダンスのカバーにエル・デバージがゲスト出演している。このアルバムは、ビルボード誌のコンテンポラリー・ジャズ・チャートで33週間1位を記録した。「ビトゥイーン・ザ・シーツ」、「エリクシール」と好成績を残し、3作ともゴールド・ディスクを獲得している。

4作目の企画をする中、リー・リトナーは多忙のためレコーディングの先送りを申し出た。しかしリトナーは、自主レーベル「i.e.ミュージック」を設立し更に忙しくなったため、4作目の製作はいよいよ困難になった。そこで他のメンバーは代わりのギタリストを探すことを決意し、ジョナサン・バトラー他数人の候補を挙げて交渉したが、直前にセッションしていたイーストがラリー・カールトンを推挙提案して、口説き、カールトンが参入した。

1997年に、新生フォープレイとしてアルバム「4」をリリース。リトナーと違いそれまで他のメンバーとのセッションの機会も少なく、録音間際での加入で作曲に参加できないなど当初のカールトンは他のメンバーとの距離が見受けられたが、1999年に企画でクリスマス・アルバム「スノーバウンド」、2000年に「イエス,プリーズ」と新メンバーでもアルバムを発表し続け、以前に増して結束力と各個性を強化した「ニュー・フォープレイ」を確立した。この後メンバーは、それぞれの忙しいソロ活動と並行してグループ活動を継続した。またこの間、グループでボニー・ジェイムスとリック・ブラウンの合作アルバム「シェイク・イット・アップ」にゲスト出演している。2001年に古巣のワーナー・ブラザーズを離れ、アリスタが新設したジャズ・レーベルブルーバード・レコードに移り、6作目「ハートフェルト」を発表、2006年に通算10作目となる「X (ten)」を発表した。

2008年に公式サイトにて、2月4日にヘッズ・アップ・インターナショナルに移籍したと発表。9月に「エナジー」を発表、日本ではボーナストラックを加え1ヶ月前に先行発売している。また8月には2005年に行われたケープタウンでのライヴを収録した「ベスト・オブ・フォープレイ ~ライヴ・イン・ケープタウン」が発売されている。
2010年2月に、ラリー・カールトンがソロ活動に従事するため脱退、後任にチャック・ローブが参加し、10月に「レッツ・タッチ・ザ・スカイ」が発表された。